オフィス電話本舗のビジネスフォンアドバイザーＯです。
今回は、ビジネスフォンの話を少し離れて、VPN構築のご案内です。
〇VPNとは
VPNは、VPN構築のご案内です。の略。
インターネット上に、認証および暗号化技術を利用して、疑似的な専用回線をつくります。
インターネット上に、他の人が入れない自分専用のトンネルを作るイメージです。
例えば、本社が東京、地方に工場がある場合、本社と工場の間でVPNを構築することで
内線無料通話
サーバーの共有
テレビ会議システム
などが可能となり、意思疎通が、安価に、かつ便利にできます。
ただし、インターネットを利用するため、セキュリティ対策が必要となります。
本当は、本社と工場の間に専用の回線、専用線を引くのが良いのですが、コストが高くなるため、最近ではVPNの利用が一般的です。
〇VPN構築例１ YAMAHAルーター
オフィス電話本舗で一番構築例が多いのがYAMAHAルーターによるVPN構築です。
例 本社工場それぞれ１拠点
本社 RTX1210
工場 RTX810
パナソニックのテレビ会議システムを設置しました
IPカメラを設置し、工場内の様子を本社から確認できるようにしました。
SAXAのPT1000ビジネスフォンを設置し、内線通話を無料にしました。
例 複数店舗を運営している小売業様での構築例
本社 RTX3500
経理部 RTX1210
店舗 RTX810
POSデータを共有しました。
店舗にはIPカメラを設置し、一定期間録画映像を本社で保管しています。
〇VPN構築例２ シスコルーター
海外とVPNを構築する場合、シスコシステムズのルーターがメジャーな選択肢になります。
例 日本、シンガポール、アメリカでのVPN構築
機器構成
CISCO2901/K9
SL-29-UC-K0
VIC3-2E/M
PVDM3-16
日本とシンガポールの間で、インターネットVPNを設置。
VOIPを利用して、無料内線通話を設置。
アメリカは小規模拠点のため、データのみを共有しました。
＊海外作業は現地の業者に依頼して連携しています。
〇VPN構築例3 SAXAルーター
SAXAが提供するZC1000またはルーター内蔵IP-PBX BU1000を利用したVPN構築事例も増えています。
YAMAHAと同じような利用方法に加えて、
アイコンカルテ
が利用できます。
アイコンカルテは、あなたの会社のIT主治医。
遠隔で御社のネットワーク環境を把握し、トラブルを事前に防ぎます。
また、お客様からの問い合わせ時も状況把握ができているため、スムーズに対応できます。
〇VPN構築に必要なもの
あたりまえですが、まずはインターネット環境が必要になります。
その他、VPN構築に適したルーターが必要です。
構築事例であげたようなビジネス向けのモデルがお勧めですが、その他家電メーカーでも対応したルーターを販売しています。
ただし、スピードが遅い、大量のデータをやり取りするとフリーズするなどのケースがあり、ビジネスユースではお勧めできません。
プロバイダの契約は、固定IPありのプランににすると、より安定した、セキュアなVPN環境を構築できます。
ただし、固定IPがなくても、各ルーターメーカーが提供するDDnSというサービスを利用すれば、VPN環境の構築は可能です。
〇VPNのそのほかの使い方
VPNは、拠点と拠点を接続するほかに、外出先から拠点のネットワークに接続することが可能です。
ノマドワーカーという言葉もはやる現在、外出先のスキマ時間で
見積書を作成
経理への書類を作成
等をこなすのは、既に当たり前ではないでしょうか。
こういった際に本社のサーバーを参照できれば効率がぐんと上がります。
VPNの構築も、経験豊富なオフィス電話本舗にお任せください。
IPカメラ、ビデオ会議、サーバー設置なども併せてご提案可能です！
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