新しくビジネスフォン導入を検討されている方の中には、「ビジネスフォンは新品が良いの?中古が良いの?」「リースの方がお得?」と迷われている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はビジネスフォンの契約方法によって、どんなメリットやデメリットがあるのか、解説して行きます!
ビジネスフォンはどんな購入方法があるの?
ビジネスフォンの購入方法は、大きく分けて「リース契約」と「購入」の2種類になります。
一括購入の場合は、新品と中古、どちらかを選択することになりますが、今回はリース契約と購入のメリットとデメリットについて、徹底解説していきます。
リース契約のメリット
1.ビジネスフォンをリース契約する最大のメリットは、何と言っても初期費用がほとんどかからないという点です。
一括購入の場合は、機器購入費用から工事費用まで、初めにまとまった金額を用意する必要があります。
しかし、資金繰りが厳しい、他の事業に費用がかかるという場合もあるかと思います。
リース契約の場合は月々定額のリース料金を支払えば良く、初期導入の費用負担を軽くすることができます。支払期間も選ぶことができるのも、嬉しいポイントの一つです。
2.経費の計上ができて、事務処理の手間が少ないということがあります。
実は、リース契約によって発生する月々のリース料金は、全額を経費計上できます。
一括購入の場合は減価償却処理などが必要なのに対し、リース契約の場合は必要ありません。
会計手続きの面でも、リース契約は費用削減につながるというメリットがあるのです。
3.最新の機種や高性能な機種が利用できるという点です。
一括購入では手が届かない最新機種や高性能な機種も、リース契約であれば視野に入れることが可能でしょう。リース契約の機種はいずれも新品なので、中古のような故障や不具合などのリスクもありません。
実際に、高性能な機種を導入したことで業務効率が上がり、売り上げが伸びたという企業様も数多くいらっしゃいます。
リース契約は、わずかな初期費用で効率を上げる設備投資としても有効と言えるのです。
リース契約のデメリット
1.契約期間中の解約ができないというデメリットがあります。
リース契約は基本的に中途解約ができず、解約をする場合はかなりの解約金がかかることになります。
2.機器の自由な処分ができないという点です。
一括購入の場合は売却や廃棄も可能ですが、リース契約の場合は所有権がリース会社にあるため、自由な処分はできません。
ただし、リース期間が終われば無償で引き取ってくれるので、捨てる時に費用がかかることを考慮に入れるとメリットもあります。
3.購入と比較すると料金が割高になるという点です。
リースの場合は、ビジネスフォンの購入費用にリース料金が加算された金額を、月々に分けて支払うことになります。
そのため、トータルで支払う料金は、一括購入よりも割高になります。
初期費用の負担面では手軽に始められるリース契約ですが、こういった検討課題も少なくないため、契約についてはじっくり考えて判断されることをおすすめします。
購入のメリット
1.先ほどのリース契約でも触れましたが、現金購入の場合、リース仲介料や支払手数料が上乗せされることはないので、お支払総額が安く抑えられます。
2.リース契約と違って購入時の審査が不要なため、審査結果に影響されることがなく、スムーズな購入が可能となります。
3.購入の場合は会社の資産となるため、購入したビジネスフォンや機器類は、売却や廃棄など自由にすることができる点です。
購入のデメリット
1.ビジネスフォンの購入には、初期費用が高額になりがちです。
というのも、ビジネスフォンの導入には、ビジネスフォン本体の価格に加えて、搬入や設置作業料など、導入に必要な金額を全て用意する必要があるためです。
2.規模やサービス内容により初期費用も変わってくるので、購入の際には内容を確認し、見積もりを比較した上で決めることが大切でしょう。
3.購入する場合、減価償却費や固定資産税などの複雑な会計処理が必要になります。
こうした点も考慮に入れた上で、会社にとって最適な契約方法を選びましょう。
まとめ
それぞれ購入方法の特徴やメリット・デメリットがあるので、どれが一番良いというより、会社にとって最適な方法で導入頂くことがベストだといえます。
ビジネスフォン導入にあたり、参考にして頂けたらと思います!