ビジネスフォン導入を検討する際、コストを抑えるためにリースを視野に入れている担当者の方もいるのではないでしょうか。
リース契約をする最大のメリットは、最初に高額な費用を用意しなくて済む点です。
とはいえ、実際にどれくらいの相場感なのか気になりますよね。
本記事では、リース契約の料金相場や内訳、費用を安く抑えるコツについて解説していきます。
ビジネスフォンのリース導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ビジネスフォンのリース契約とは?
リース契約とは、リース会社がユーザー(利用者)に代わって機器を購入し、ユーザー(利用者)はその対価としてリース会社から機器を貸借する契約のことです。
ユーザー(利用者)はリース会社に対して毎月一定の料金を支払うことで、利用したい機器の借り入れができます。
ビジネスフォンをリースする期間は、リース会社や契約期間によっても異なりますが、法定耐用年数の6年が基準となります。
新たにビジネスフォンを導入する場合、機器購入や工事などで初期費用が高額になりがちですが、リース契約の場合は月額料金の支払いのみで、初期費用を安く抑えられます。
ビジネスフォンのリース料金相場と内訳
ビジネスフォンをリースで利用する場合、毎月支払う料金は「商品の導入費用(電話機+主装置+工事費など)×リース料率」で算出されます。
リース契約の場合は購入とは違い利用期間ごとに契約しますが、利用期間は5~7年契約が一般的です。
料率は各リース会社によって独自に設定され契約期間に応じて変動しますが、目安としては以下の通りです。
・5年リースで約2%
・6年リースで約1.7%
・7年リースで約1.5%
上記はあくまで目安となり、もっと高い料率を設定している会社もあるので注意が必要です。
ビジネスフォンのリース料金は条件によって変わる
月々のリース料金は、機種や期間、電話機の台数によって変動します。
たとえば1台20,000円の電話機が4台程度で主装置が20万円、工事費が60,000円程度(15,000円/1台)の場合、月々の支払料金は5,000円~7,000円程度、総額では400,000~430,000円程度と幅があります。
支払総額では購入費用より高くなってしまうこともあるので、ビジネスフォンの用途や会社の規模、利用者数などを考慮に入れて検討すると良いでしょう。
また、ビジネスフォンのリース契約には、メリットとデメリットがあります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
ビジネスフォンのリース料金を安く抑えるコツ
1.必要台数と機能を絞る
ビジネスフォンは機種や性能によって料金も異なります。
業者によっては、多くの機能を搭載した最新機種をすすめてくるケースもありますが、自社の業務に必要な機能を考慮のうえ選定し、業務で使用する台数のみを導入しましょう。
必要な機能をしっかり確認することで、余分な料金を払うことがなくなり、リース料金を抑えやすくなります。
2.相見積もりをとる
できるだけ費用を安く抑えるには、リース契約をする前に複数のリース会社から見積もりを取るのがおすすめです。
各社比較をすることで、同様の内容でも最安値の業者と契約できます。
また、おおよその費用相場を把握して、他社の見積もり内容をもとに料金交渉をすることも可能です。
3.電話回線を同時に契約する
ビジネスフォンと電話回線を同時に契約することで、割引してもらえる可能性があります。
多くの業者ではビジネスフォンと同時に電話回線の販売も行っており、販売業者指定の電話回線に申し込みをすると割引やキャンペーンが適応されるケースもあります。
もし電話回線を契約する予定があれば、同時契約で割引してもらえるか確認してみましょう。
4.工事を同時に依頼する
ビジネスフォンの設置には、工事も必要です。
機器と設置工事を纏めて申し込むことで別々に申し込むより料金が抑えられ、電話回線と同様に割引やキャンペーン料金などが適用されるケースがあります。
ビジネスフォンの販売会社に問い合わせて、工事も一緒に依頼できるか確認してみましょう。
5.クラウドPBXを利用する
ビジネスフォンを低価格で導入するなら、クラウドPBXを利用するのも1案です。
クラウドPBXとは、通常の主装置(PBX)設置の代わりにインターネットを介して提供される電話サービスのことです。
個人のパソコンやスマートフォンなどを使用することができるため、ビジネスフォンの電話機購入は不要です。
さらに、主装置(PBX)の設置工事も必要ないため、導入費用を大幅に抑えられます。
かかる費用としては、月額の利用料と通話料などの使用料のみの支払いで使用できるので、リース料金よりも安くビジネスフォンを導入できる可能性があります。
スマートフォンから代表電話での通話や内線通話をはじめ、勤怠管理やCTI機能などの便利機能が利用できることから、外出の多い部署やテレワークのために導入する企業が増えています。
まとめ
ビジネスフォンのリース料金相場と、導入費用を安く抑えるコツについて解説しました。
ビジネスフォンの導入や買い替えを検討されていましたら、参考にしていただければ幸いです。
オフィス電話本舗でも、ビジネスフォンのリースや設置工事についてもご相談可能です。
機種や導入方法などについて、経験豊富なスタッフが専門的にアドバイスさせていただきます。
ビジネスフォンの導入を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!