こんにちは、オフィス電話本舗のMです。
今日は今普及が広がっているIPv6について詳しく解説いたします!
IPv6を使用したIPoE方式の接続方法に変えれば、インターネットの利用者が多く回線が混んでいる時も、快適な速さで使用することができます。
IPとは
IPv6の前に、まずはIPについてご説明します。
IPとは、インターネットプロトコル(Internet Protocol)の略です。
プロトコルとは、定められた手順やルールなどのことで、インターネットプロトコルはインターネットを使用する際に定められた通信規格のことを指します。
またこのIPでは、情報の行き先を管理するために、それぞれのコンピューターにIPアドレスという住所のようなものを付与しています。
このIPを含むインターネットの仕組みにつきましては、以下のページで詳しくご覧いただけます。
インターネットの仕組み|インターネットを使ったサービス|基礎知識|国民のための情報セキュリティサイト
IPv4とIPv6の違い
IPv4からIPv6へ
IPは、現在IPv4とIPv6という規格が使われています。
IPv4の方が主流となっており、IPv6は日本国内では2011年より提供されるようになった新しい規格です。
IPv6の利用者は現在どんどん増えています。
IPv6の普及については、Googleで継続的に測定していますので、気になる方はご覧ください。
IPv6 – Google
IPアドレスの数
IPv6の誕生の背景には、インターネットの普及が進み、IPv4によって付与されるIPアドレスでは足りなくなってきてしまったことがあります。
IPアドレスは、IPv4の場合、約43億個(4.3×10の9乗)なのに対し、IPv6の場合は約340澗個(3.4×10の38乗)になっています。
地球の人口が80億人弱なため、IPv6ならば余裕をもって使用することができます。
IPv4のアドレス例:225.225.225.225
0~225までの数を4つ組み合わせたもので出来ています。
IPv6のアドレス例:0123:abcd:4567:efff:8900:0123:abcd:4567:efff:8900
4桁の16進数で表記した数を8つ組み合わせたもので出来ています。
通信速度
IPv4とIPv6では、使用できるインターネットの接続方法が異なります。
IPv4の場合、使用できるのはPPPoE方式のみ
PPPoE方式とは、Point-to-Point Protocol over Ethernetの略で、電話回線を使用してインターネットに接続することを前提とした接続方式です。
PPPoE方式では、かならずPOI(網終端)というポイントを通過しないと、外部とは通信できない仕様となってます。
POIが一度に処理できる回線数に限界があり、利用者が多いとこのPOIがボトルネックとなり、通信速度が低下してしまいます。
IPv4が接続できるのはこのPPPoE方式のみになります。
IPv6の場合、IPoE方式も使用可能
IPoE方式とは、IP over Ethernetの略でインターネット回線の利用を前提とした規格になっており、従来ボトルネックとなっていたPOIを通過する必要がありません。
また、PPPoE方式とは異なる幅の広い通信網や通信設備を経由する為、より安定した速度で快適に使用することができます。
IPoE方式を使用できるのはIPv6のみです。
(IPv6はPPPoE方式でも使用できますが、PPPoE方式の場合は速度は低下してしまいます)
安全性
IPv6ではIPsecという、通信の際に暗号化するプロトコルが標準採用されています。
そのため、IPv4より高いセキュリティレベルでの使用が可能です。
(IPv4でも拡張してIPsecを使用することは可能です)
IPv6をお得に利用するなら、CooVoがおすすめ!
CooVoは業界初のIPv6を使用したIPoE方式IP電話サービスです。
IPoE方式で接続する為、安定した快適な速度、高い安全性で接続することができます。
また、IPv6での通信でありながら、基本料金は2,800円(ISmartひかりセット割引適用時)という安さ!
以下のお得ポイントと合わせると、新しいIPoE方式を使用しながらも、通信料金はコスト削減ができる大きなチャンスです!
お得ポイント①2分間からの通話タリフ
通常、国内一律の電話料金は、8.8円/3分というように3分ごとの計算になっています。
しかし、CooVoは5.5円/2分と、2分ごとの計算になっています。
実は、1通信当たりの通信時間比率を調べると、固定電話の場合、2分以下が80%にも及ぶのです。
総務省が発表している「令和2年度 通信費からみた我が国の音声通信利用状況」によると、令和2年度の事務用加入電話の場合、1通信当たりの通信時間比率の89.8%が2分以下であるという結果が出ています。
そのため、CooVoの2分ごとという通話タリフは非常に効率的でお得な料金体系となっています。
お得ポイント②3つの無料オプション
①着信転送
通常はオプション料金が必要になることの多い着信転送機能を、無料で使うことができます!
②自動迂回着信機能
万が一停電や主装置の故障等があった時に、自動で予め設定された番号に転送することを自動迂回着信機能といいます。この機能も無料で使用可能です。
③加入者間無料通話
拠点や店舗などはもちろん、取引先までもCooVoを利用している同士の通話は無料です。
IPv6導入のご検討ならオフィス電話本舗にご相談ください!
快適かつ安全に使うことができ、IPアドレスも潤沢であることから、IPv6の普及は今後もどんどん広がっていくとされています。
通信速度を速くしたい、IPv6や、CooVoを導入したいなどご希望の場合は、ぜひお気軽にオフィス電話本舗までご相談ください。
確かな知識を持ったスタッフがご対応いたします♪