こんにちは、オフィス電話本舗新人のMです。
今回はご質問の多い、ビジネスフォンの主装置の取り扱いについてご説明いたします!
ビジネスフォンの主装置とその役割とは
ビジネスフォンの主装置は、PBXとも呼ばれる、外線や内線を結びつけている小型の精密機器です。
この主装置によって複数の外線や内線を結び付けたり、転送したりすることができています。
主装置についての説明は以下の記事にもありますので、ご興味があればご覧ください。
「ビジネスフォンとクラウドPBXを徹底比較!それぞれのメリット・デメリットも解説」
ビジネスフォンの主装置再起動や取り外し、どこまで自分でできる?
ビジネスフォンの主装置は精密機器であり、電気通信回線、電話回線などを接続する機器です。
そのため、ビジネスフォンの取り扱いには以下の3つがあります。
- 自分でできること
- 専門知識が必要なため、自分では難しいこと
- 資格が必要なため、自分ではできないこと
ビジネスフォンの主装置の再起動
ビジネスフォンの主装置のバックアップ
電話帳などのバックアップは自分で可能なことが多いです。また、自動でバックアップを取ってくれるサービスなどがある場合もあります。
一方で、接続など細かい設定のバックアップについては、専門知識が必要になる為、ビジネスフォンの販売業者に相談をした方が良いです。
ビジネスフォンの主装置の交換、取り外し
ビジネスフォンは電気通信回線、電話回線などを接続する機器ですので、取り外し工事の際には工事担任者という資格が必要になります。
また、工事担任者の中でも、アナログ回線専門や、デジタル回線専門などの種類に分かれておりますので、その工事に必要な資格を持つ人が必要になります。
ビジネスフォンの主装置の取り外しの際には、必ずビジネスフォンの販売業者や保守サービスの業者に相談するようにしてください。
”電気通信の工事担任者は、電気通信回線に端末設備、又は自営電気通信設備の接続工事を行い、又は監督する役割を担っています。
利用者による端末設備又は自営電気通信設備の接続は、電気通信に関する知識を要し、その良否は電気通信回線設備を通じて他に与える影響が大きいことから、電気通信回線設備の損傷及び他の利用者への迷惑を事前に防止(接続の技術基準を確保)するとともに、人体の保護を確実ならしめるため、総務大臣がその資格を認定した工事担任者にこれに係る工事を行わせ、又は実地に監督させることを義務づけています。”
引用元:電気通信国家試験センター
この工事担任者が工事を行うか、工事を監督しなければいけないため、有資格者がいない状況でビジネスフォンの設置工事を自分で行ってしまうと法律違反になってしまいます。
ビジネスフォンの主装置に新しい電話機を接続する場合
わからない時にはビジネスフォンの販売業者にご相談を!
ビジネスフォンの主装置は、とても複雑な精密機器です。
そのため、「これはどうだろう?」と、わからないことがある時には、自分でどうにかしようとするのではなく、まずビジネスフォンの販売業者や保守サービスを頼んでいる業者に相談するのがおすすめです。
もちろんオフィス電話本舗へもお気軽にご相談ください!