ビジネスフォンのコードレス電話機の導入を検討しているが、従来のものとどう違うのか?何を基準に選んだら良いのかポイントが分からない、などの悩みをお持ちではないですか?
そういった方に向けて、ビジネスフォンをコードレスにするメリットやデメリット、選ぶときのポイントなどについて解説します。
オフィスをより有効活用したい、事務所のスペースをスッキリさせたい、という方は、この記事を参考にしてコードレスビジネスフォンでオフィス業務の効率化を図ってみてはいかがでしょうか。
コードレスビジネスフォンを導入するメリット
1.オフィス内を移動しながら電話ができる
なんといってもビジネスフォンをコードレスにする最大のメリットは、電波を受信できる範囲であれば移動しながら発信や受信が可能ということです。たとえば電話応対をしながら書類を取りに行ったり、資料を探すなど作業をすることも可能です。
2.設置するスペースをコンパクトにできる
コードレスタイプの場合は通常のビジネスフォンよりスペースを取らないものが多いため、デスクや什器などを配置しやすくなったり、コードが足などに引っかかるリスクも軽減できます。
機材を設置する場所がコンパクトになる分、オフィスのレイアウトがスッキリするというメリットもあります。
・コードレスビジネスフォンを導入する注意点
こういった便利なメリットがあるコードレスビジネスフォンですが、デメリットもあるので、導入には注意が必要です。
1.周辺機器の準備
ビジネスフォンのコードレス化には、コードレスビジネスフォン本体の他に、周辺機器をそろえる必要があります。型番や型式に合ったものを探すなど、導入にあたり準備が必要です。
2.アンテナの設置
コードレスビジネスフォンを導入と同時に、主装置に無線アンテナをつなぐ、オフィスに無線アンテナを設置するなど、電波を受信するためのアンテナを設置する必要があります。
アンテナ本体や設置にかかるコストの面も考慮しなくてはなりません。
コードレスビジネスフォンは電波がないと繋がらないため、設置後は電波がきちんと受信できるか必ず確認しましょう。
・コードレスビジネスフォン(電話機)を選ぶときのポイント
1.本体価格
ビジネスフォンはコードレスかどうかに関わらず、メーカーや機種、新品か中古によっても値段が大きく変わります。中古は新品の1/3〜1/5程度で購入できることが多く、安さを重視したい方におすすめです。
ただし、中古の機種は低価格で購入できますが、機器のコンディションによってはすぐに修理が必要になる可能性もあり、修理の費用を考えると結局新品より高くなることもあり得ます。
新品の場合は、中古に比べて故障や不具合のリスクは少ないですが、纏まった初期費用がかかるため、検討は慎重に進めたいところです。
2.利用台数
配線数や利用台数が多いほど高額になるため、オフィスの規模や状況に合わせて選ぶことが大切です。
かといって、利用できる台数が少ないと、必要な時に使えないなど業務に支障をきたす可能性もあります。
台数を決めるにあたり、デスクの数を参考にするケースが多いですが、外勤の多い従業員など業務内容によっても必要台数は変わってきます。
まずは現在の利用状況をしっかり把握した上で今後の予定なども考慮に入れ、現状と将来に必要な台数を準備しましょう。
3.機能
一口に「コードレス電話機」といっても、機種によって搭載されている機能は様々です。
たとえば録音機能や自動音声、防水など、製品やメーカーによって搭載している機能が異なることも考慮する必要があります。
機種によって価格も変わってくるため、自社の環境にどんな機能や操作が必要か、考慮して選ぶと良いでしょう。
まとめ
現在のオフィスの状況にもよりますが、オフィスをより有効活用したい、省スペース化を図りたいという場合は、コードレスタイプのビジネスフォンを検討してみるのも良いでしょう。
ビジネスフォンのコードレス化により、より自由なオフィスのレイアウトが可能になります。
どんな機種が自社にとって最適か、また、大体どのくらいの費用になるのか気になる方は是非お気軽にオフィス電話本舗までご相談ください!