ビジネスフォン導入の理由として多いのが業務効率化とコスト削減の2つです。
特に、コスト削減は企業にとって大きな魅力ではないでしょうか。
今回はビジネスフォン導入が与えるコスト削減について細かくご紹介します。
通信費が大幅に削減
まず何といってもビジネスフォンの導入により、毎月の通信費を削減する事が可能です。
近年では、ひかり電話やIP電話と呼ばれるネット回線を利用した場合、インターネットとIP電話の同時契約により初期費用の割引サービスなども利用できます。
それだけではなく、内線同士のやり取りは通話無料であったり、社内だけでなくグループ登録をしておく事で、事業所間通話も無料になります。
またネット回線の場合は、電話をかける距離によって料金が変わるという事がありません。
そのため月々の通信費は大幅に削減できるようになります。
人件費でコスト削減
オフィス電話によって削減できるコストは、通信費だけではありません。
人件費のコスト削減にも繋がることをご存知でしょうか？
なぜなら、電話業務自体の効率化により、諸々の付帯業務を担当していた人員の確保が不要となるからです。
例えば、私用スマホの通信費を経費として精算処理をしている場合、ビジネスフォンの導入で自動的に使用料が会社経費として請求されますので、事務処理の負担がなくなります。
また、回線毎に社員を配置する必要もなく、自動音声での対応なども出来る為、電話応対に携わる人数は最低限で済むのです。
交通費も削減！
他にも、ビジネスフォンを使えば電話会議が可能になります。
電話で会議ができるなら、移動にかかる交通費や出張費をカットする事が出来ます。
また、会議室の設営なども不要ですので、それらの費用もかかりません。
さらに、ビジネスフォンは情報管理の利便性も高く、電話帳などのデータを社内で簡単に共有する事が可能です。
データを共有する事で、人事異動の際などの引き継ぎがスムーズに行える点も魅力的です。
初期費用のコスト削減方法
初期費用のコストが高いと言われるビジネスフォンですが、電話配線ではなく、IP電話などのLAN配線を選択する事で初期費用を抑える事が可能です。
また工事費に関しても、キャンペーンなどを上手く活用する事で、無料で行ってもらえる場合もあります。
電話機本体に関しても、新品ではなく中古品を選択する事でも初期費用のコストは抑えられますので、検討してみる価値はあるでしょう。
中古品であっても、十分な機能を備える製品は多く出回っていますので、自社に必要な機能が搭載されているものであれば問題はありません。
また、回線数に関しても、社員の人数分必要という事ではありません。
外回りの多い営業社員に関してはスマホを利用し、内勤社員分のビジネスフォン契約にする企業も多くあります。
事前の見積り比較が重要
ビジネスフォンを取り扱う通信会社によって初期費用や使用料金は大きく変わります。
どこに申し込めば希望通りのコスト削減となるのか、事前の下調べや比較検討が大切です。
またキャンペーン情報などは、日々更新されますので、小まめにチェックしておくと良いかもしれません。
