情報通信コンサルタントのＭです。
皆様から、回線種別の違いについてよく質問がありますので、ご紹介していきたいと思います。
【アナログ回線】
1回線の契約で、1通話（1ch）のみ利用可能な回線です。
電話機1台だけ、もしくはFAX1台だけといった状況なら、こちらの回線が最も安いです。あとは少なくなってきましたが、ひかり回線を入れてない飲食店さんで、クレジット端末専用線として、活用されるお客様もいらっしゃいます。
アナログ回線を何本も契約することで、同時通話数を増やすことも出来ますが、料金面からいうと、あまり現実的ではありません。
【ISDN回線】
1回線の契約で2通話（2ch）のご利用ができます。ご利用例としては、家庭用電話機とFAX機器を2つの番号で、それぞれ話し中にならない形で利用することができます。
もちろんビジネスフォンの主装置を経由して、電話機とFAXに振り分けることも可能です。その場合には、FAXを利用していない時には、外線2通話も可能です。
先程のアナログ2回線分と同じ利用内容になりますが、基本料金がアナログ回線2本分と比べるとISDN回線の方が安く利用できます。
アナログ回線同様に、ＩＳＤＮ回線でも複数契約すれば、同時回線数を増やすことができます。
【ひかり電話】
ひかり電話とは、文字通りひかり回線（インターネット）を利用した、固定電話サービスで、2通話（2ch）からご利用いただけます。
先の述べた「アナログ回線」・「ＩＳＤＮ回線」と比べ、電話の契約のみでいうと、月額基本料金がかなりお安くなります。
ただ、インターネット回線が必要なので、ネットを使わない環境下では、逆に高くなってしまう事もあります。
一般的な企業や飲食店で、ネットを使わないというお客様もあまりいらっしゃらないかと思われますので、現在の流れでは、この「ひかり電話」サービスをお勧めしております。
ビジネスフォンに収容する場合は、直収・アナログタイプ・ISDNタイプなど、ややこしいこともあるので、ご相談いただいた方が間違いないです。
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