今回は〝ビジネスホンとは”といった基本的なことに関してご案内いたします。
まずビジネスホン・一般電話機(家庭用電話機)の違いですが
家庭用電話機は大半は、1つの電話番号に対して1台の電話機(子機を除く)をつなぎ、ご利用されていると思います。
いわゆる電話番号と電話機が1対1の関係です。
また子機が何台あっても外線が1chしか対応していないので、
TEL又は FAXを1台使用していれば他から発着信できず、あくまでも1台ごとの利用に限定されます。
会社などビジネスとして電話を使用する場合、〝電話機1台・1通話(1CH)”では大半の会社は仕事は成り立ちませんよね??(一概には言えませんが・・)
そこで、必要な電話機の台数(電話番号)、電話回線を確保するためには、上記の理屈でいうと
電話機1台ごとに電話機回線の契約が必要となります・・・非常にコストが割高になってしまいます。
ほかにも電話機単体同士のため、内線回しができません。
連絡を取るためには外線を使用するため同じ社内にいながら通話料金が発生してしまいます。→非常に無駄ですよね??
当然ですが内線回しができないので電話を受けた人以外への電話であった場合、電話機を設置してある場所まで行かないと代われない。
また電話番号=電話機なので、会社の代表番号1111に着信があった場合、鳴る電話機は1台だけですので、
その鳴る電話機から離れたところにいると着信していても気づけない可能性があります。
以上のように会社の場合は多くの社員が働いており、仕事の内容も業務形態(外勤/内勤など)もさまざまであり、
〝1電話番号に対して1台電話機”では非常に非効率的です!!
そこでビジネスフォンを使うわけです。
ビジネスホンとは複数の外線と内線を共有して制御できる電話機の事です。
複数の外線と内線を制御する主装置と、端末機から構成され、複数台の電話機を制御できます。
主装置+専用電話機の組合わせによる電話装置システムのことを〝ビジネスフォン”といいます。
主装置
ビジネスホン本体のことを指します。
外線と内線、または内線間をつなぐ交換機のことです。
少ない回線を多数の専用電話機で共有、交換切換えの役割や、電話帳の番号 データ等も記憶します。
専用電話機
主装置にあった〝専用の”電話機となります。当然ですがメーカーが別の主装置と電話機では接続ができませんし、同メーカでも違う型番・品番ですとつながりません。
ビジネスホンは内線通話のほか、保留転送や複数回線を収容することが可能なことも家庭用電話機と大きな違いです。
保留転送とはかかってきた電話を担当者のデスクの電話に転送するようなことを言います。
また複数回線を収容すると誰かが通話している場合でも内線や外線を使用することが可能です。異なる種類の回線(ひかり電話、IP電話、ISDN、ア ナログなど)を同一システム(主装置)に収容も可能です。
以上が基本的なビジネスフォンの機能となります。
また最近のビジネスフォンは通話録音装置や留守番電話装置の追加、
インターホン接続、など様々なビジネス業務に必要な機能がついてきています。
簡単な案内になってしまいましたがその他ビジネスフォンについて不明な点がありましたご気軽に連絡ください!!
お待ちしております!!