「ビジネスフォンの保守期限が切れてしまっているが、まだ使えるからいいか」
「電話機の調子が悪い時があるけど、作動はしているから大丈夫」
と、保守期限の切れたビジネスフォンをそのまま使っていませんか?
保守(サポート)期限の切れたビジネスフォンを使い続けることには、さまざまなリスクが潜んでいます。
いざ保守切れのビジネスフォンが壊れてしまうと、部品供給ができずにメーカー修理ができなくなります。
もし部品があり修理が出来たとしても、サポート外だと高額な費用がかかることになり、ビジネスフォン総入替えになる場合は数週間電話が使えず、ビジネスに多大な影響を及ぼします。
ビジネスフォンは、サポート期限が切れる前に計画的に買い替えを見直すのが得策です。
今回は保守切れとはどんなものか、保守切れのビジネスフォンを使い続けるリスクについて解説していきます。
併せて、実際に保守切れとなるサクサと日立製品の型番や、買い替えを検討される方におすすめのビジネスフォンをご紹介したいと思います!
ビジネスフォン買い替え見直しのチェック項目3つ
・販売終了後6年以上経つビジネスフォンを使用している
ビジネスフォンの法定耐用年数は税法上「6年」と定められており、一般的に販売終了後6年でメーカーでのサポートが終了するケースが多く、サポート終了後の故障は自己負担となります。
古い機種になると、部品終了ため修理もできず全て入れ替えが必要な場合もあるので、注意が必要です。
・電話機の調子が悪いと感じることがある
ビジネスフォンは主装置と電話機が連動しているため、液晶画面が見にくい、ボタンの反応が鈍い、相手の声が聞こえづらいなど電話機に異常を感じた場合、やはり主装置も経年劣化で不具合が出ている可能性が高く、ある日突然作動しなくなる危険もあります。
・オフィスの移転や拡大、レイアウト変更を近々計画している
移転先に古いビジネスフォンを設置しても一見問題ないように思えますが、設置後に故障が出てしまった場合、多額な修理費用がかかったり、ビジネスフォンを全て入れ替える必要が出てくることも。
最悪の場合、移転費用の他にビジネスフォンの新規導入費用がかかるという事態にもなりかねません。
移転やレイアウト変更の際は、ビジネスフォンの買い替えも一緒に検討する方が結果的にコスト削減に繋がることも多いのです。
・保守切れ製品のご案内【日立 Integralシリーズ/サクサシリーズ】
Integral-X・サクサシリーズをお使いの方は、自社のビジネスフォンが該当製品ではないか、至急ご確認ください。
保守期限が過ぎると、機器故障時の修理対応ができず、復旧できなくなる恐れがございます。
以下をご参照の上、早めのリプレイスを強くおすすめいたします。
◆日立 Integralシリーズ
【2024年2月 保守期限終了の製品】
・ET-iFシリーズ(ET-iFS, ET-iFM)
【既に保守期限が終了している製品】
・ET-iEシリーズ(ET-iE/S, ET-iE/S, ET-iE/M, ET-iE/L)
・ET-iAⅢシリーズ(ET-6.10iAⅢ, ET-40iAⅢ, ET-108iAⅢ)
・ET-iAⅡシリーズ(ET-6.10iAⅡ, ET-40iAⅡ, ET-108iAⅡ)
・ET-iAシリーズ(ET-6.10iA, ET-40iA, ET-108iA)
・ET-iZⅡシリーズ(ET-4.10iZⅡ, ET-24iZⅡ, ET-108iZⅡ)
・ET-iZシリーズ(ET-4.10iZ, ET-24iZ, ET-108iZ)
・ET-Giシリーズ(ET-Gi/S, ET-Gi/M)
※詳細については添付の表をご参照ください(ここにpptの表を挿入)
【リプレイス情報】
現在日立 Integralシリーズをお使いの方は、新しくなったIntegral-Xへのリプレイスをおすすめいたします。
使いやすさや衛生面への配慮、多様な働き方へのニーズを満たした利便性を向上した新モデルは、さらに業務の生産性を高めてくれます。
また、スマートフォンの内線化などモバイル連携で、多様なワークスタイルを実現します。
【後継機種integral Xの詳細はこちら】
https://www.hitachi-ite.co.jp/products/et/xi/index.html
◆サクサ
【もうすぐ保守期限の切れる製品 ~保守期限:2024年3月まで~】
PLATIAⅠ(PT1000Std,PT1000Pro,PT1000Ult)
・製品の保守終了と同時に、消耗品(電池パック、充電台、ACアダプタ、オートダイヤルパネルなど)の提供も原則終了となります。
・保守期間中の機種についても、部品メーカの都合等により、保守期限より早期に終了することもあります。
【リプレイス情報】
PLATIAⅠシリーズをお使いの方は、後継機種のPLATIAⅢへのリプレイスをおすすめいたします。
多様化するワークスタイルに合わせて進化したPLATIAⅢは、より見易い着信ランプや角度可変スタンドの可動域拡大に加えて、スマートフォン内線アプリケーション「MLiner」の機能拡充により、より使い易い仕様になりました。
スマートフォンとの連携で、外出中やテレワークでもオフィスの電話のような感覚でお使い頂けます。
【後継機種 PLATIAⅢの詳細はこちら】
https://www.saxa.co.jp/news/release/2022/20220606_1144.html
まとめ
ご紹介したように、ビジネスフォンには法定耐用年数に準じて保守(サポート)終了期限がございます。
部品保有期間を過ぎるとビジネスフォンが壊れるわけではありませんが、保守期限が切れてからビジネスフォンが故障してしまうと、修理に多額な費用がかかったり、補修用部品の供給が終わっているため、そもそも修理ができないというリスクが出てきます。
お使いのビジネスフォンの保守期限が切れていないか、特にサクサと日立 Integralシリーズをお使いの場合は、今すぐチェックしましょう。
不具合が出て困っている、入替えを検討しているという方は、オフィス電話本舗までお気軽にお問い合わせください。
経験豊富なスタッフが誠心誠意対応させて頂きます!