普段オフィスで使用するビジネスフォンですが、長期間使用していると、汚れが目立ってきます。
特に何もせず使用しているという方も多いかもしれませんが、お手入れやお掃除をしないでいると、ノイズや故障、不具合の原因になることもあります。
ビジネスフォンを長く快適に使用するためにも、普段のメンテナンスが大切です。
今回はビジネスフォンの日常的なお手入れから、汚れが目立つ場合のお掃除のコツについて解説していきます。
日常的なお手入れ
ビジネスフォンの日常のお手入れは、さっと乾いた布でふきとる程度で大丈夫です。
特にケーブルや電源コードなどの破損や、コンセントにホコリが溜まっていると、火事の原因になるため注意が必要です。
お手入れのついでに、破損やひどい汚れがないか、チェックしておきましょう。
注意点としては、濡れた布や洗剤を使用すると、故障や劣化の原因となる場合があるので、乾いた布を使用しましょう。
汚れが気になった場合は
汚れがひどい時の対応法は、以下のステップで綺麗にしましょう。
1.歯ブラシやエアダスターなどで細かい部分をお掃除
ビジネスフォンの電話機の溝や受話器、送電口の穴などの細かい部分には、歯ブラシやエアダスターなど細かいブラシでお掃除すると効果的です。
固めのブラシや先のとがったものを使用すると、ビジネスフォンに傷がついたり、故障の原因にもなるため、柔らかめのブラシで優しくお掃除してあげましょう。
2.無水エタノールで汚れをオフ
ついてしまった汚れには、無水エタノールの使用が効果的です。
無水エタノールは、揮発性が高く、電気製品など水濡れNGのお掃除に便利なアイテムで、ドラッグストアなどで購入することができます。
乾いた布などに無水エタノールをつけ、その布でビジネスフォンを掃除します。
細かい部分の汚れには、綿棒を使うと良いでしょう。乾いた布と同じように、綿棒に無水エタノールをつけて使います。
無水エタノールはビジネスフォンの他、手アカで汚れがちなパソコンのキーボードやテレビのリモコン、指紋が気になるスマホやテレビの液晶画面の汚れ落としにも活躍するので、覚えておくと便利です。
無水エタノールの注意点
・換気を十分に行い、火気から離れて使用しましょう
無水エタノールは揮発性が高く電気製品のお手入れに向きますが、その反面、すぐに蒸発してしまうため、その成分を吸い込んでしまうと、体調が悪くなる恐れがあります。
換気を十分に行うのはもちろん、できればマスクを着用して使用すると良いでしょう。
また、引火しやすいため、必ず火気がないところで使用する必要があります。
・皮膚や目などに触れないようにする
無水エタノールは油分を溶かし水分を奪う性質を持つため、直接皮膚に触れてしまうと、肌荒れやトラブルの原因になります。使用する際には、ゴム製などの手袋をつけるようにしましょう。
また、顔にかかる高さでは使用しないなど、目に入らないように注意することも大事です。
・消毒用エタノールは不可
無水エタノールは揮発性が高く、水分が残らないため、電気製品の掃除に適しています。
しかし、消毒用エタノールは水分が多く残ってしまうため、電気製品の故障の原因となってしまいます。
ビジネスフォンのお手入れには、必ず無水エタノールを使用しましょう。
・使えない製品について
ビジネスフォンを掃除で無水エタノールを使用る際、周りも一緒に掃除することもあると思います、以下の製品には使用すると変色や劣化の原因となるため、注意しましょう。
・床や木製家具
・塗装されているもの、ニスが塗られているもの
・革製品
・ポリスチレン(PSマークがあるもの)など
・アクリル樹脂
消毒用エタノールは不可
無水エタノールは揮発性が高く、水分が残らないため、電気製品の掃除に適しています。
しかし、消毒用エタノールは水分が多く残ってしまうため、電気製品の故障の原因となってしまいます。
ビジネスフォンのお手入れには、必ず無水エタノールを使用しましょう。
オフィス丸ごと抗菌コーティングで安心
最近小物やスリッパなどで「抗菌コーティング」と書かれているものがありますが、ビジネスフォンも含め、オフィス丸ごと抗菌、抗ウイルスコーティングできるのをご存知でしょうか?
この方法なら、オフィスの天井・床壁からドアノブ、家具やOA機器まで全体をコーティングでき、都度消毒することなく接触感染を防げます。もちろん、ビジネスフォンもコーティング可能です!
詳しく知りたい方は『オフィスの感染対策 抗菌処理は身体に安全?』の記事をご覧いただくか、お気軽にご相談ください。
まとめ
普段から綺麗にしておくことで、ビジネスフォンを快適に利用できるだけでなく、故障や不具合のリスクも防ぐことができます。
ぜひ、ビジネスフォンのお手入れやお掃除をしてみてください。
落ちない傷や汚れがある場合や、ビジネスフォンの入れ替えをご検討の場合は、お気軽にオフィス電話本舗までお問い合わせください!