営業スタッフや外出が多い場合、連絡や業務報告など、ビジネスでスマホを使用する方も多いでしょう。その際に、個人情報など重要な情報を取り扱うことも多く、スマホのセキュリティ対策も必須と言えます。
ウィルスなどのマルウェアは年々種類が増えており、スマホをターゲットにしたマルウェアも存在します。これらの標的になった場合、セキュリティ対策をしていないと、以下のようなトラブルにつながることもあり得ます。
・アドレス帳をはじめとした個人情報の流出
・SMSやメッセージの不正送信・傍受
・偽装広告の表示
知らないうちに情報が流出することも多々あり、特に業務用スマホが被害に遭った場合は深刻なトラブルになりかねません。
今回は、業務用スマホのセキュリティ対策について解説したいと思います。
情報漏洩やウィルス感染のリスクへ対策を強化することで、安心して業務に取り組むことができます。
「まずい、なくしてしまった!」もしもの時の対処法
では、もし業務用スマホを紛失した場合は、どう対処したら良いのでしょうか。
紛失が発覚した際に、まず行わなければならないことは、紛失データの確認です。
スマホに保存されていたパスワード、保存情報の内容、紛失状況に関して細かく確認を取り、紛失により影響の範囲を把握します。
被害の影響範囲によっては、関係各所へのお詫びや経緯の説明、今後の対策などについて、ホームページなどでの謝罪も必要になってくるでしょう。
最悪の場合、取引先や顧客などから訴訟を起こされる可能性もあります。
情報流出という事態に陥った場合は、被害を与えてしまった相手先に真摯に誠実に対応して行くことが重要です。
スマホのデータ流出を防ぐには「そもそもデータを残さない」
このような深刻なトラブルを起こさないためには、事前のセキュリティ対策なども有効ですが、そもそもスマホにデータを残さない、という方法もあります。
端末にデータが存在しなければ、情報が盗まれる心配もありません。
たとえば、ビジネスフォンのシステム(アプリ)によって、情報をビジネスフォンで管理し、端末にはデータを残さない、といった運用法があります。
スマホ用のビジネスフォンアプリをインストールし、スマホ内をビジネス用・私用に分離することで、端末自体にはデータが残らないため、クラウドにアクセスするためのアプリへログインされない限り、情報が盗まれることはありません。
つまり、取引先の連絡先やメールアドレスなどの情報は、ビジネスフォンの機能によって管理されるため、スマホを紛失した場合でも被害を最小限に抑え、大事な情報の流失を防ぐことができるのです。
ビジネスフォンのシステム(アプリ)を使うことで、ビジネスでの利便性を残すと同時に、安全対策も可能になります。
また、ビジネスフォンのシステム内に登録した情報は、クラウドを使用し社内共有も簡単に出来ます。
仕事上で引き継ぎが必要な場合も、端末同士のデータの移動も必要ないため、スムーズな引き継ぎが行えます。
まとめ
スマホは手軽に持ち運べる便利なツールだからこそ、うっかり紛失してしまう事故をゼロにするのは難しいと言えるでしょう。
個人情報漏洩のリスクに常にさらされているからこそ、情報の取り扱いやセキュリティについて、しっかり対策しておくことが重要です。
これらの問題も、ビジネスフォンの様々なシステム(アプリ)によって解決が可能です。
ビジネスシーンのスマホ活用でセキュリティ対策をしたいという場合は、是非お気軽にオフィス電話本舗までご相談ください。御社のニーズに合ったベストな対策導入について、誠心誠意お手伝いさせて頂きます!