ビジネスフォンの導入には「サポートがしっかりしている販売会社を選ぶ」ということが必要不可欠です。
今回は販売会社を選ぶ際に、失敗しないポイントについてお話をしたいと思います。
電話工事ができる販売店であること
これまでのコラムで見てきた通り、ビジネスフォンというのはただ購入して、家庭用電話機のように電話回線をさせば使える、というものではありません。
電話交換機を設置し、ビジネスフォンの配置レイアアウトを決め、配線を行い、初期設定を行う等々、かならず電話工事が必要になってきます。
ですので、販売店が電話工事ができる、ということがまずは重要です。また、数は少ないですが、電話工事だけサービスとして行なっているお店もあります。
購入した電話機の販売会社が、電話工事をやってくれない!という場合は、電話工事だけ行うお店に相談しましょう。
電話工事がお手頃価格であること
電話工事は、どこの会社に頼んでも内容はそれほど大きな差はありません。
工事内容は大体決まっているからです。ただたんに激安だと不安ですが、お手頃な価格で、かつ応対がしっかりしている販売店を選ぶのが良いでしょう。
回線キャリアの提案をしてくれること
以前のコラムの中で、通話キャリアのお話をさせていただきました。
そもそもの通話料単価や、社員が利用している携帯電話との抱き合わせで通話料が安くなるプランなどもあります。
携帯電話と同じ回線にすると、社内との通話が無料になったり、携帯電話を子機として電話を転送したり、ということができます。
電話回線は、一般の人は目に見えないのでイメージがしづらい世界です。
ですので、最適な通話料最適化のプランを提案してくれる販売店だと、長い目で通話コストを考えると非常にお得になる可能性があります。
販売、導入実績が豊富なこと
電話は一度購入すると、そうそう買い換えるものではありません。
逆にいうと、長く使う買い物ですから信頼できる販売店を選ばなければなりません。
信頼できるお店を判断する一つの基準が、実績です。
これまで何年事業展開してきて、どの程度導入実績があるのか?このような情報は大体ホームページに掲載されていますので、チェックしましょう。
1つの目安として、年間2000件以上の実績があれば、安心して任せることができます。
電話機以外のOA機器も取り扱っていること
ビジネスフォンを購入するタイミングというのは、オフィスの開設のタイミングであることが多いです。
そのため、同時にファックスや複合機を導入することが多いです。
なぜなら、配線レイアウトを一度に決めて、配線してしまった方が二度手間と不要なコストがかからず、効率的だからです。
オフィス新設時にビジネスフォンと同時にまとめてOA機器をお願いできるお店だと安心です。
まとめ
今回紹介した下記のポイントを意識して、自社にあった販売店を選ぶようにしましょう。
・電話工事ができる販売店であること
・電話工事がお手軽価格であること
・回線キャリアの提案をしてくれること
・販売、導入実績が豊富なこと
・電話機以外のOA機器も取り扱っていること