こんにちは、オフィス電話本舗新人のMです。
ビジネスフォンの機種によっては、防犯カメラとネットワークを結び、セキュリティ対策ができるものがあります。
そもそも、防犯カメラはどのような状況で必要になって、導入することでどんなメリットがあるのでしょうか?
警察庁や、公益社団法人日本防犯設備協会などのWebサイトも参考にしながら、詳しくご紹介したいと思います。
防犯カメラ、ネットワークカメラとは?防犯カメラ(ネットワークカメラ)でできること
防犯カメラとは、防犯目的で設置しているカメラのことを言います。
防犯カメラには様々な種類がありますが、中でもインターネットに接続し、常時確認が可能なものをネットワークカメラといいます。
(以下記事内での防犯カメラはネットワークカメラも含めたものを指します)
防犯カメラは日々進化しており、とても高性能な画像分析より様々な機能がついているものもあります。
防犯カメラの機能
高度な防犯カメラでは映像の記録以外にも、以下のような認証や検知を行うことができます。(機種によっては出来ないものもあります)
- 人数のカウント
- 動線の解析
- 顔認証
- 車のナンバー認証
- 入退出管理(顔認証)
- 侵入検知
- 行動(ふらつきなど異常な行動など)や物体検知
- 滞留・混雑検知
- 置き去り検知
防犯カメラは必要?
そもそも、防犯カメラはどんな状況、どんな企業の場合必要なのでしょうか。
防犯カメラの役割と設置のメリット、その役割が必要な場面を詳しく見ていきましょう。
防犯カメラの役割・設置のメリット
①犯罪が起きた場合の証拠撮影
防犯カメラに映像が残ることで、証拠となり、容疑者を特定、検挙することができます。
警視庁では、令和2年中、警視庁本部において街灯防犯カメラシステムによって録画した725件の映像データを警察署長に提供し、うち424件が検挙活動・事案の立件・解決等に活用されました。
参考元:街頭防犯カメラシステム 警視庁
②防犯カメラがあることでの犯罪抑止効果
防犯カメラがあることで、そもそも犯罪が起きる前に犯罪を止める効果が期待できます。
警視庁では、安心安全に暮らせるまちづくりの一環として、防犯カメラの設置を行っています。
街頭防犯カメラシステム整備地区の刑法犯認知件数を設置した年から見ていくと、年々認知件数が減少しており、抑止効果があることがわかります。
参考元:街頭防犯カメラシステム 警視庁/街頭防犯カメラ・スーパー防犯灯 警視庁
他の自治体でも同じように防犯カメラを導入することで犯罪が減少したというデータや、海外でも防犯カメラにより犯罪が減少したというデータが出ています。
ただし、犯罪者も防犯カメラの設置場所によってはその死角を狙ったり、設置されていない地域を狙ったりするため、防犯カメラの設置場所はしっかり考えなければ効果が薄れるともいわれています。
③防犯カメラがあることでの安心感
防犯カメラがあることで、安心できるというのも防犯カメラの大切な役割です。
防犯カメラがあるから狙われにくいだろう、守られているだろうという安心感は日々を過ごすうえで大きなメリットとなります。
④防犯カメラによる地域の安全への貢献
防犯カメラがあることで、地域の安全に貢献することもできます。
店舗入り口や駐車場に防犯カメラがあることで、地域に対しても犯罪が起こった際の証拠になったり、犯罪抑止効果があったりすることが知られています。
また、子どもや認知症の方などの迷子、行方不明者の発見にも役立つことがあります。
店舗での営業やオフィスでの業務をしていくうえで、日ごろから地域とつながり、良い関係を築くことは店舗・企業のイメージアップ、信頼度向上など大きなメリットがあります。
そのため、防犯カメラを設置し、地域の安全に貢献することは店舗、企業にとってもメリットとなるのです。
オフィスやマンションなどそれぞれの場所での防犯カメラの役割・効果
防犯カメラは設置場所によっても色々な役割を担い、効果を発揮しています。
オフィスでの防犯カメラの役割・効果社員の勤務確認 |
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店舗での防犯カメラの役割・効果不審者や万引き常習犯の侵入の確認、抑止 |
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駐車場での防犯カメラの役割・効果車上荒らし・無断駐車・事故・犯罪の抑止、証拠撮影 |
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資材置き場での防犯カメラの役割・効果資材盗難・不法投棄の抑止、証拠撮影 |
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マンションでの防犯カメラの役割・効果ゴミ捨て場の監視、不法投棄の抑止、証拠撮影 |
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神社など文化遺産での防犯カメラの役割・効果不審者の侵入の確認、抑止 |
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保育園や幼稚園、学校などでの防犯カメラの役割・効果不審者の侵入の確認、抑止 |
防犯カメラを設置するメリットは、どんな店舗、企業でも大きい!
防犯カメラの役割、設置のメリット・効果を見ていくと、どんな店舗や企業でも防犯カメラを設置するメリット・効果は大きいといえます。
実際、防犯カメラ(ネットワークカメラ)を導入する店舗やビル、工場などは年々増えています。
コロナ禍により2020年は、一度市場が縮小しましたが、その分先送りにされた導入が2021年以降増え、さらに増加していく見込みです。
画像引用元:公益社団法人 日本防犯設備協会 | 委員会活動 映像セキュリティ委員会
平成30年度 画像解析に関する調査研究報告書
防犯カメラを「必要ない」と感じる危険性
防犯カメラを設置するメリットが非常に大きい一方で、小規模事業所ほど、防犯カメラの導入が進んでいないという調査結果も出ています。
理由としては、「必要性を感じない」「導入コスト、ランニングコストが高そう」などの理由があります。
参考元:企業の監視カメラ導入実態調査 | Biz Clip(ビズクリップ)-読む・知る・活かす
しかし、例えば空き巣など侵入窃盗犯罪の認知件数は、令和2年だけで4万4,093件起きています。
このうち、一戸建て住宅が33.7%で約1万5千件、一般事務所が11.7%で約5千件、商店が6.8%で約3000件と、「必要性を感じていない」ような場所での犯罪はこんなにも起こっているのです。
参考元:住まいる防犯110番
「うちは大丈夫」と過信せず、より安心安全に過ごすために、防犯カメラの設置をおすすめします。
導入コスト、ランニングコストを抑えた防犯カメラの導入方法
防犯カメラを導入しない理由に「導入コスト、ランニングコストが高そう」というものがありました。
しかし、防犯カメラを導入コスト、ランニングコストを抑えて導入する方法があります。
それは、ビジネスフォンと連携できる防犯カメラを導入する事です。
例えば、SAXAのビジネスフォンPLATIAⅡは、ネットワークカメラと連携することができます。
PLATIAⅡについて詳しくはこちら『【サクサ】PLATIAⅡ Standard|サクサ|ビジネスフォン、企業の電話工事、修理作業はオフィス電話本舗』
連携できるネットワークカメラについてクしくはこちら『HDCVIカメラシステム iage|おすすめサクサ商品一覧|ビジネスフォン、企業の電話工事、修理作業はオフィス電話本舗』
防犯カメラの導入例
小売店の場合
- レジに高画質の防犯カメラを設置することで、お札の種類の判別まで可能に!釣銭の間違いや、もし何かトラブルがあった時にも安心です。
- 駐車場、出入口、店内に防犯カメラを設置すると、24時間録画が可能なので何かあった時に車種や人物の特定が可能です。また、防犯カメラを設置しているだけで不正駐車や万引き、トラブルなどの抑止効果もあります。
- バックヤードに防犯カメラを設置すれば、内部の不正に対しても抑止力と、何かあった際の証拠になる為安心してオーナーも社員も働くことができます。
オフィスの場合
情報漏洩も怖いですし、被害の後の事業も心配です
- 防犯カメラを設置することで侵入窃盗・侵入強盗の抑止、証拠となります。
- 24時間録画してあれば、万が一トラブルや情報漏洩があった場合の原因究明に活用できます。
防犯カメラを導入することでトラブルを未然に防ごう!
防犯カメラを導入することで、犯罪抑止効果があり、自社だけでなく地域の安全にもつながることがあります。
ぜひまだ防犯カメラを導入していない方は防犯カメラの導入を検討してみてください。
防犯カメラ(ネットワークカメラ)の導入のご相談もオフィス電話本舗までお気軽にお問い合わせください。
また、駐車場の不正駐車や万引きされてしまう事なども大きな悩みです。
アルバイトなど人の入れ替わりもある職場なので、個人情報などのある事務所から社員がいなくなってしまう事も不安です。できれば、事務所から社員がいなくならないように気を付け、社員が動きをとりにくくなってしまっている現状も解消したいです。