オフィスのほとんどにFAXは設置されています。
ビジネスフォンと接続する形で、FAXの送受信ができるようになっています。
しかしビジネスフォンにFAXを接続するときは、様々なところで注意しなければなりません。
電話番号で気を付けること
デジタルフォンは複数の電話機を主装置につなぐことで利用できます。
電話番号はダイヤルイン機能により複数持つことができ、各自別々の電話番号を使用することができます。
FAXに関しては電話と同じ回線を使うことから、通話中にFAXを使用することができません。
しかし、ビジネスフォンならFAXと電話回線は別にすることができ、通話中でもFAXが利用できるようになります。
FAXの接続には工事が必要になる
FAXをビジネスフォンに接続するときは、工事が必要になります。
使用する交換機や主装置によっては接続方法が異なるので、FAXとビジネスフォンの特長についてよく知っておきましょう。
工事に大体幾らかかるのかも、よく知っておかなければなりません。
FAXの自動切り替え機能を使用する
FAXと電話は同じ回線を使用することがあるので、自動切り替え機能がなければ使えません。
自動切り替えを行うには、ビジネスフォンに内線としてFAXを設置しておくことが前提になります。
外部からFAXが送られると、ビジネスフォンが相手からのCNG信号を検知します。
信号を検知したら、内線でつながれているFAXに自動的に接続するのです。
自動で切り替えられるようにすれば、問題なくFAXが使用できます。
使用できるFAXの種類を確認する
ビジネスフォンのサービスによっては、FAXに関してサービスの特長に違いがあります。
使用できるFAXの種類がサービスによって異なるので、どのタイプが使えるのかを把握する必要があります。
FAXの規格や回線の種類により接続できるものとできないものがあるので、もし使えないとなった場合は規格や回線などが合わないことが考えられます。
まとめ
ビジネスフォンでFAXが使えるようにするには、FAXと電話の番号を別々に設定しておく必要があります。
FAXは電話と同じ回線を使うことがあるので、電話とFAXを切り替えられる機能があれば使いやすいでしょう。
FAXを設置するときは工事が必要になるので、幾らかかるのか調べておきましょう。
使用できるFAXの種類はサービスによって異なるので、どんなものが使用できるのかも注目すべきポイントです。