こんにちは、オフィス電話本舗新人のMです。
電話応対業務が増えてきて、電話回線を増やしたい(使用する電話番号を増やしたい)時にはどのようにすれば良いかを今回ご紹介します!
回線ではなく”電話機”を追加したい場合には、当ブログの「ビジネスフォンの追加はどうやるの?電話工事を安く済ませる方法は?」をご覧ください。
電話回線を増設するタイミング
ここで増設を考えている電話回線とは、外線、いわゆる電話番号を持った外部とやり取りできる回線のことです。
例えば、
- 電話の問い合わせが多く、お客様の電話がつながりにくくなっている
- 外部へ電話を掛けたいのに、なかなか外線が空くことが少なく業務に支障が出る
など、外部とのやりとりがスムーズにできず困ることが多い時には回線の増設を考えた方が良いでしょう。
増設できるかどうかの確認
主装置に空きはあるか
ビジネスフォンの機種ごとに使用できる回線数は決まっています。
そのため、主装置に外線数を増やせる空きがあるかどうかが重要になってきます。
もし主装置に空きがない場合には、増設や入れ替えなどが必要になります。
この使用できる回線数は機種のメーカーページ等を調べれば出てきますが、同じ機種でもタイプが違っていたりと複雑な場合もありますので、ビジネスフォン業者に確認するのが一番確実です。
オフィス電話本舗でも電話回線の増設についてご対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
配線は可能か
場合によりますが、主装置や電話回線の配線を増やす、見直す必要が出てくることがあります。
配線が難しいために増設ができないということはほとんどありませんが、オフィスのレイアウトの変更の可能性もあることを踏まえて、ビジネスフォン業者と相談しておけると良いでしょう。
増設に必要な工事は2つ
電話回線の増設には、電話回線業者の行う電話回線の工事と、ビジネスフォン業者の行うビジネスフォンの設定工事の2つがあります。
電話回線工事
電話回線については現在使用している電話回線の種類(アナログ回線、光回線など)によって工事の内容が異なってきます。
(ビジネスフォンに収容できる回線につきましては当ブログの「アナログ回線?光回線?ビジネスフォンに収容できる回線(使える回線)とは?」をご覧ください)
アナログ回線、ISDN回線などは実際に電話回線を使用するために銅線を引き込んでいるため、回線の増設には引き込む銅線も増やす必要があります。
しかし、ひかり回線の場合は光ファイバーを利用しているため、銅線など新たな配線を増やす必要はなく、契約プランの見直しで大きな工事をすることなく増設できるようになります。
また、回線の種類によって1回線ごとのチャンネル数(同時通話できる数)も違うため、何チャンネル増やしたいのか、そのために必要な外線数はいくつなのかを使用している電話回線に合わせて計算する必要があります。
複雑だと感じてしまう場合にはビジネスフォン業者に相談や仲介をお願いしてしまうのが良いかもしれません。
ビジネスフォンの設定工事
増やした回線に応じて、ビジネスフォンの設定工事もする必要があります。
電話回線工事に比べると簡単な気がする、自分でできる気がするという人もいるかもしれません。
しかし、複雑な設定ですし、工事担任者という有資格者しか行えない工事ですのでビジネスフォン業者に任せるようにしましょう。
”電気通信の工事担任者は、電気通信回線に端末設備、又は自営電気通信設備の接続工事を行い、又は監督する役割を担っています。
利用者による端末設備又は自営電気通信設備の接続は、電気通信に関する知識を要し、その良否は電気通信回線設備を通じて他に与える影響が大きいことから、電気通信回線設備の損傷及び他の利用者への迷惑を事前に防止(接続の技術基準を確保)するとともに、人体の保護を確実ならしめるため、総務大臣がその資格を認定した工事担任者にこれに係る工事を行わせ、又は実地に監督させることを義務づけています。”
引用元:電気通信国家試験センター
さらにビジネスフォンの工事について詳しく知りたい方は当ブログの「ビジネスフォンの工事は自分でできる?ビジネスフォンの工事について徹底解説!」をご覧ください。
ビジネスフォンの回線増設する方法は、ビジネスフォン業者に相談が一番!
電話回線の増設については、現在使用している主装置の空きや、電話回線の工事方法等、専門の業者ではないとわからない部分が多くあります。
もちろん主装置の増設の必要であったり工事内容によって見積も大きく変わってきます。
そのため、ビジネスフォンの回線を増設したい場合にはビジネスフォンの業者に相談し、工事の内容や見積もりなどを取って考えてみるのが一番です。
現在お悩みの方はぜひお気軽にオフィス電話本舗までお問い合わせください。