こんにちは、オフィス電話本舗新人のMです。
発信側でなく着信側が通信料を負担するフリーダイヤルは、お客様が気軽にお問い合わせできるよう、よく使われるようになりました。
そんなフリーダイヤルの導入方法などを詳しくご紹介いたします!
フリーダイヤルの種類
フリーダイヤルというのは、実はNTTコミュニケーションの提供するサービス名です。
フリーダイヤル | 0120 【公式】 | NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
通信料を、かけた側(お客様)ではなく着信側(企業)が負担するサービスは以下のような種類があります。
- NTTコミュニケーションズ:フリーダイヤル
- NTT東日本:フリーアクセスひかりワイド
- KDDI:フリーコール
- ソフトバンク:フリーコールスーパー
- 楽天コミュニケーションズ:フリーボイス
料金体系などがそれぞれ違うため、サービス内容を基準に選ぶのはもちろんなのですが、現在導入している着信回線によっても使えるサービスが異なる場合があります。
各サービス会社のホームページに記載はありますが、心配な場合は問い合わせてみると良いでしょう。
フリーダイヤル各サービス会社料金比較
フリーダイヤルの料金体系は主に工事費+月額料金+通信料+オプション料金になります。
通信料は通信距離によって分かれていたたり、オプション料金もそれぞれ特徴があるため、今回は比較するために
- 工事費(登録料)
- 月額料金
- 通信料(区域内など一番安い範囲/平日昼間)
- 携帯電話からの通信料(通信方法等一番安いもの/平日昼間)
のみをピックアップしました。
工事費 | 月額料金 | 通信料 | 携帯電話からの通信料 | |
NTTコミュニケーションズ フリーダイヤル |
1,100円 | 1,100円 | 9.35円/3分 | 143円/3分 |
NTT東日本 フリーアクセスひかりワイド |
1,100円 | 1,100円 | 8.8円/3分 | 17.6円/1分 |
KDDI フリーコール |
1,100円 | 2,200円 | 9.35円/3分 | 143円/3分 |
ソフトバンク フリーコールスーパー |
無料 | 無料 | 8.5円/3分(税抜) | 90秒/3分(税抜) |
楽天コミュニケーションズ フリーボイス |
550円 | 2200円 | 7円/2分 | 20円/1分 |
この料金以外にも契約プランやオプションによって費用が掛かることがあります。
また、各通信会社で同じ通信会社からの通信料はより安くなるというプランなどもあるため、現在利用している電話回線やスマートフォンなどと合わせて見積を取るのが確実です。
フリーダイヤル導入のメリット
フリーダイヤルを導入することのメリットは、何よりお客様にとって問い合わせをするハードルが下がることです。
通信料がかからないのはもちろんですが、通信料のかからない電話番号が用意されていることにより、顧客を大事にしている企業であるという安心感が生まれます。
フリーダイヤル導入の流れ
フリーダイヤル導入の流れとしては以下のようになります。
①問い合わせ
問い合わせ先ですが、フリーダイヤルを利用する場合にはNTTコミュニケーションズなどサービスを提供している会社に問い合わせをします。
しかし、現在既にビジネスフォンなどで電話回線を使用している場合、現在使用しているビジネスフォンや回線でそのフリーダイヤルが使用できるかを確認する必要があります。
そのため、ビジネスフォンを既に導入している場合、これから導入を考えている場合にはビジネスフォン業者に一度相談するのが安心です。
ビジネスフォン会社ではフリーダイヤルなどの取得の仲介も行っています。
ご興味のある方はぜひオフィス電話本舗までお気軽にお問い合わせください。
②契約
電話番号や回線数、料金プランなどを決定し、契約します。
サービスによって、特定の地域からのみ着信する設定や音声ガイダンスの設定などオプションをつけることが可能です。
電話番号は希望できる場合もありますが、当然ながら他社で使用されている番号は選ぶことができないため制限があります。
また、以前使われていたけれど現在使われていない番号を再利用という形であてられることがあり、番号によっては以前の業者宛ての電話が間違ってかかってきてしまう事もあります。
③回線工事
回線工事は回線業者の方で行うため、オフィスに訪問することはありません。
④開通
サービス会社にもよりますが、開通までには一週間ほどかかります。
フリーダイヤル導入時の注意事項
フリーダイヤルを導入するには、業者の選定や、迷惑電話の場合も着信した企業側に通信料が発生することなど注意すべき事項があります。
注意事項につきましては当ブログの「ビジネスフォンにフリーダイヤルを取り付ける際の注意点」でも詳しく解説してありますので、気になる方は是非ご覧ください。
フリーダイヤルでお客様との最初の一歩を
どんなに企業のことを知ってほしくても、まず一番最初の問い合わせがないとなかなかお客様に詳しく知っていただく機会というものは生まれません。
フリーダイヤルにし、問い合わせのハードルを下げることでまず最初の一歩を踏み出しやすくすることができます。
フリーダイヤルの導入に興味のある方はぜひお気軽にオフィス電話本舗までお問い合わせください。