ビジネスフォンのコードレス電話機の種類とその特徴を解説！ | ビジネスフォン(ビジネスホン)の導入をお考えならオフィス電話本舗

こんにちは。オフィス電話本舗新人のMです。
電話業務をしていて、違う場所で電話を発着信したい、話しながら移動したいと思うことってありますよね。
そんな時に便利なのがビジネスフォンのコードレス電話機です。
ビジネスフォンのコードレス電話機には種類があり、それぞれ特徴が異なります。
今回はそんなビジネスフォンのコードレス電話機の種類について解説します！

ビジネスフォンのコードレス電話機の使い方・メリット

ビジネスフォンのコードレス電話機を使う場合にはコードレス電話機だけでなく、基地局(アンテナ)が必要になります。
主装置と基地局を結び、基地局とコードレス電話機が無線通信でつながることでコードレスを実現しています。
また、コードレス電話機は特定の電話機や主装置でないと使えないため、現在使用しているビジネスフォンがある場合、対応しているものを選ぶ必要があります。

コードレス電話機を導入することで、通話中の移動が可能になり、場面に応じた臨機応変な対応が可能になります。
また、配線への必要な配慮が少なくなるため、オフィスのレイアウト変更も簡単です。
コードレスフォンは通常のビジネスフォンより小型なものがほとんどなため、デスクの上もスッキリとし広々と使えるようになります。

ビジネスフォンのコードレス電話機の種類は4つ！

ビジネスフォンのコードレス電話機には、大きく分けて4つの種類があります。それぞれの特徴やメリット、デメリットなどを詳しく見ていきましょう。

各種類の製品写真引用元：ビジネスフォン（ビジネスホン）PLATIA　ラインアップ＜製品・システム情報＞｜サクサグループ

カールコードレス電話機

カールコードレス電話機のカールコードとは、電話機の本体と受話器をつなぐくるくるとした線のことを言います。その名の通り、カールコードレス電話機はカールコードがありません。
カールコード電話機の場合、電話機の本体部分にアンテナがあり、基地局の役割を果たします。
そのため、電波の届く範囲内であれば電話をしながら移動したりすることができますが、範囲は他のコードレスに比べると狭いです。
また、離れた場所でも使いやすいよう、受話器にも操作ボタンがあり、独立して使うことも可能です。
ただし、電池容量が少なくすぐ電池が切れてしまう事や、充電に時間がかかることから、本体とセットで設置しておくのがおすすめです。
別の場所で使うというよりは、喋りながら他の社員や手元にある別のオフィス機器との連携を臨機応変に行いたい場合に向いています。

アナログコードレス電話機

アナログコードレス電話機はアナログ信号を利用して通信を行います。
アナログ信号の特徴として広範囲で使用できるという特徴があり、壁などの障害物を避ける性質から半径50mくらいならば通話可能です。遮蔽物がなければ300m程度は使用することができるともされています。
しかし、電子レンジや無線Wi-Fiなど他の電子機器の影響を受けやすいことなどから、音質が不安定というデメリットもあります。

デジタルコードレス電話機よりは安価な製品が多く導入はしやすいですが、アンテナ1台につき導入できるアナログコードレス電話機は1台のみです。
主装置1台に対して導入できるコードレス電話機の台数もシステムコードレス電話機より少なくなることがほとんどです。
SAXAのPLATIAⅡの場合、アナログコードレス電話機WS805だと7台導入できますが、システムコードレス電話機UM7700の場合は最大導入数が決まっていません。

SAXA　PLATIAⅡについて詳しくはこちら
 メーカーサイトはこちら

デジタルコードレス電話機

デジタルコードレス電話機は、デジタル信号を用いて通信します。
デジタル信号の特徴として使用できる範囲は10mくらいと短いのですが音質はよく安定しています。
デジタルコードレス電話機もシングルゾーンと呼ばれているものだと、アナログコードレス電話機と同じようにアンテナ1台につきデジタルコードレス電話機も1台、主装置1台に導入できる数も少なめです。

システムコードレス(マルチゾーン)電話機

システムコードレス(マルチゾーン)は、デジタルコードレス電話機と同じようにデジタル信号を用いて通信しています。
デジタルコードレス電話機との違いは、システムコードレス電話機(マルチゾーン)はアンテナ1台につき複数の導入が可能かつ、違うアンテナとも通信できるため、常に最適な通信状態のアンテナを選んで通信することで移動しながらも安定して通信できることです。
デメリットとしては、高機能になる為価格が高くなる点があります。
しかし、システムコードレス電話機の台数とアンテナの台数を揃える必要がないため、コードレス電話機を多く導入したい場合には無駄のない費用で導入することができます。

システムコードレスについては当ブログの「システムコードレスについて」の記事でも詳しくご紹介しておりますのでよろしければご覧ください。

ビジネスフォンコードレス電話機まとめ

コードレス電話機の種類	カール	アナログ	デジタル	システム (マルチゾーン)
メリット	通常のビジネスフォンと同じように使えるアンテナを別に設置する必要がない	広範囲で使える安く導入できる	通信が安定している	アンテナ1台につき複数導入できる安定した通信を広範囲で使用
デメリット	使用できる距離が短い電池容量が少なく、充電にも時間がかかる	通信が不安定になりやすいアンテナ1台につき1台しか導入できない主装置1台に対して導入できる台数が少ない	使用できる範囲が狭いアンテナ1台につき1台しか導入できない主装置1台に対して導入できる台数が少ない	比較的高価

オフィスに合ったコードレス電話機を！

カールコードレス電話機、アナログコードレス電話機、デジタルコードレス電話機とシステムコードレス(マルチゾーン)電話機、それぞれ特徴、メリットデメリットがあります。
自社でコードレス電話機を使う場合にはどんな風に使うのか、ぜひシミュレーションしながらオフィスに合うコードレス電話機を考えてみてくださいね。
もし「自社に合った物がどれか相談したい」「具体的な見積が知りたい」などありましたらお気軽にオフィス電話本舗までお問い合わせください。